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「こころとからだの学習」裁判を
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「ここから裁判」ニュース

『「こころとからだの学習」裁判を支援する全国連絡会』会員には機関紙「ここから」(B5判8頁〜12頁 年間6〜8回)が送られます。
以下は「ここから」ニュースのそれぞれの号での記事の中から傍聴記などを抜粋して掲載しています。

「ここから」ニュースNO.7 
★第6回口頭弁論の傍聴を
★12月20日(水)午前11時〜約1時間
  ◇傍聴券の抽選はありません。直接103号前に集合してください。

★東京地裁1階・103号法廷(前回と同じ)
   「地下鉄・霞ヶ関駅」 A1出口を出てすぐです。

★原告の意見陳述があります。
★報告集会があります。
◇閉廷後〜 1時間程度(被告支援者の入場お断り)
◇オカモトヤ虎ノ門店の4F会議室

★「ここから裁判」支援全国連1周年総会・集会の報告
去る10月28日、79名の参加者で開催されました。集会に参加された方からの報告・感想をお知らせします。
支援運動総括の中で、06年春から取り組んだ署名を提訴1周年の時期に裁判所へ1万筆提出を目指しましたが、残念ながら達成できなかったことが報告されました。現在9,000余筆です。
12月20日の口頭弁論期日に提出しますので、19日午前日野市民法律事務所必着で、お手元の署名をもう一回り集約して、送ってください。
また、支援会員も1,000人を目指しましたが、35都道府県から個人会員950人で、少し及びませんでした。今年中には達成したいので、合わせて知人・友人に支援の声を広げてくださるようお願いします。

10月28日、東京労働会館ラパスホールにて「ここから裁判」の支援全国連絡会1周年総会・記念集会が開かれました。他団体、特に予防訴訟原告の方からの挨拶では、地裁勝訴の報告もあり、数人から始まった闘いが広がっていき現在に到ったことが語られ、力づけられる思いでした。その他、立場をこえていろいろな方に支えられていることも感じられる会でした。

原告団、弁護団による裁判の経過報告は「ここから裁判」ハイライトを、朗読劇として行われましたが、いつもながら弁護士さん達の演技力には脱帽です。都側、産経側ののらりくらりとした、矛盾した答弁を担当していただき、笑いを誘ってくれました。私達もこういう経過で進んでいるのだなと、整理できました。

講演は福田雅章先生が『「子どもの権利条約」の視点から七生養護学校の「こころと体の学習」を考える』と題し話されました。近代の世界の状況、本来子どもが幸せでいられるなら、あえて権利なんて言わなくてもいいのに、なぜ現代の日本において保障されなければならないのか、子どもの意見表明権の意味・・・等々を短い時間の中でエネルギッシュに話されました。特に、子どもにとって(人間にとって)「ねーねー」「なあに」という受容的な人間関係の基本がどんなに重要か、が印象的でした。七生の「こころとからだの学習」は子どもに寄り添い、ありのままの自分を認めてもらえるという実践だったのだ、と改めて確信する力になりました。 

「ここから」ニュースNO.6 
★「ここから裁判」のいま 弁護団
「ここから裁判」の支援をしてくださっているみなさん、ありがとうございます。前回の法廷での裁判が6月14日、次回が12月20日ということで、長い間あいてしまうことになりました。実は、「あいてしまっている」のではなく、この間、裁判官、原告・被告代理人の間で「進行協議期日」がもたれて争点を整理し、それぞれが宿題をこなすという作業が進んでいます。しかし、この進行協議期日はみなさんからは見えないため、「どうなっているんだろう」という思いをいだかれている方もいらっしゃると思います。

そこで、この間の経過についてご説明したいと思います。

 6月14日に、私たちは200頁を超える原告第4準備書面を提出しました(資料集3として10月に販売開始)。この準備書面は、教育の本質から被告らの行為が教育基本法10条1項違反であることなどを述べたものです。

しかし、この第4準備書面では未だ整理し切れていない部分が残り、又裁判所にコンパクトに原告の主張を伝える必要があると感じ、7月20日に開かれた進行協議期日で、次の進行協議期日までに原告の方からもうひとつ準備書面を出したいと伝えました。

8月19日から20日にかけて弁護団・原告団・支援者合宿を行いました。合宿2日目は、第5準備書面、特に「原告全体の被害・個別の被害」について集中的に議論をし、理解を深めました。

それから10日間弁護団各人がそれぞれでまた集まって作業をし、「原告全体の被害・個別の被害」「第4準備書面の補充」を内容とする30頁余の第5準備書面を仕上げました(資料集3に所収)。

8月31日の進行協議期日では、原告がこの第5準備書面を提出し、裁判所から「第4と第5で一体の主張ということでいいのか」、サンケイの代理人から「これでサンケイとの関係で被害は特定されたという趣旨か」という質問を受け、いずれにも「Yes」と答えました。

原告側では、第4準備書面・第5準備書面で主張すべきことを一応主張したと考えています。今後、10月12日までに被告らが今回の原告の準備書面に対する反論をし、10月19日11時の進行協議期日では、その被告らの反論を読んだ上で原告が再反論の予定を述べます。

そして、11月30日16時30分進行協議期日に原告らの再反論を確認した上で、12月20日11時の弁論期日を迎えます。この日はこれまでの進行協議に出された書面が正式に裁判所に出されます。また、その後の報告集会でも、準備書面の内容を口頭でも説明し、みなさんからのご質問をお受けしたいと思っています。年末のお忙しい時間ではありますが、是非裁判所に足を運んでくださいますようお願いいたします。

「ここから」ニュースNO.5 
★結成集会参加者の感想
「ここから裁判」提訴1周年集会は・・
 5月14日(日)「ここから裁判」提訴一周年を記念して集会が開かれました。原告団の一人である七生養護学校元校長金崎満さんが、都教育委員会から停職・降任処分を受けたことで、その処分取消請求訴訟を提起(5月24日に提訴しました)するので、その記念をも兼ねて、集会テーマを「七生養護『ここから・めざす、子どもたちと教育の未来』にしました。集会に先立って同日、「不当処分撤回!ゆきとどいた障害児教育の発展をめざす会」の総会も開催され、記念集会でも金崎さんの処分の取り消しを求めて東京地裁に提訴することが報告されました。
 集会参加者は150人と予定数に及びませんでしたが、内容は好評でした。以下集会の様子を参加者の声から報告します。

参加者の感想文から
 私はN大学で福祉の勉強をしている学生です。七生養護学校の事件については授業を通して初めて知りました。障害を持つ人の性については、七生養護学校だけの問題ではなく、もっと多くの人が目を向けていかなくてはならないと思います。世間では、ユニバーサルデザインや高齢者、障害者たちの地域での生活推進など、生活、生きることについての差別をなくし、共に生きることを声に出し始めていますが、「性」についてはまだまだふたをされてしまっているように思います。どのような人であれ性を人からとり上げることはできません。子宮体験などは、七生養護学校だけではなく、他の教育機関や施設でも取り入れてほしいなと思うほどです。
 わけへだてなく、子どもたちの生きる権利を守っていくために、がんばっていきましょう。

                                     

 弁護団(一部支援者も)が、これまで4回行われた口頭弁論期日のハイライトを、朗読劇しているところ。
 傍聴出来なかった人も、この朗読劇をみて「ここから裁判」の様子がよく分かったという感想が寄せられ、好評でした。

「ここから」ニュースNO.4 
★4回法廷の見どころ聞きどころ
2/22の第3回弁論では、ようやく被告準備書面が提出され、「こころとからだの学習」の「不適切」性が主として被告都教委から示されたのですが、原告側から「求釈明の申立」書が提出されました。また、被告産経新聞からは、どの記事が誰に精神的損害を与えたか特定して欲しい、との求釈明が原告側にされました。
 第4回弁論では、双方からそれらに対する釈明がされます。

前回2月の原告側の「求釈明」の内容は
J、被告都・都教委らが教育実践に介入した根拠が不明確である。例えば「障害のある子達の発達段階に反している」「・・具体的に分かり易い教材として原告らが作成したタイツを使用することは、一般常識から離れたものと言うべきである」などとあるが、「発達段階」「一般常識」などの表現は内容が特定されていない。
K、都議らが介入した根拠も不明確。いつの時点から本件教育実践が問題であると認識するに至ったのか、7月4日の「視察」は通常業務を中断させ、教材を持ち去ろうとしたり、産経新聞記者に教材を異様な形態で撮影させたが、その法令上の根拠を示せ。校長が許可すれば何でもできる、との理解か。
L、被告産経新聞も準備書面で「教材として行き過ぎており、学習指導要領を踏まえていない」などとあるが、具体的にそれらの判断の根拠を示せ。
M、7/4視察が、都教委・都議・産経新聞が合同でなされたがどのような経緯でそのような行為がなされたのか、また、保健室での都議らの発言について、事実認否が曖昧である。当事者として立ち会っているのであれば、認否できないはずはない。さらにこの日、三苫校長から「資料」なるものが手交されているがその性格や作成経緯については聞いたのか。
N、2001年、2002年の校長会主催の研修で七生養護の実践報告者に事実上の謝礼金を支出しているが、「(内容を)評価して支出しているものではない」としているが、意味不明である。この研修をどう見ていたのか。
 というものでした。都教委らはどう答えるのでしょうか???

第3回口頭弁論 傍聴者の感想
 三人の方の陳述は、具体的でよくわかった。七生の教育実践が本当に意義あるものであることが納得でき、感動的であった。
 「求釈明」は鋭く感心した。でも盛り沢山すぎないか、もっと二・三点にしぼり追求するのはどうか?また、「求釈明」の項目ごとに番号をつけたりすると、傍聴席でもよくわかり、被告(都教委)の側が釈明をサボれないのではないかと思いました。
 今後の要望として、こんなムチャクチャな攻撃・弾圧を何故するのか、背景というか、都教委が何を阻っているのかを明らかにすることが大切ではないかと思います。そして「学習指導要領」の法的位置(教育基本法や憲法との関係、下位の法ではないか!)を明らかにしていくことも重要だと思います。
 「日の丸・君が代」の強制・処分にしても、<「学習指導要領」に基づく>ということを盾にしているのが都教委。この点もぜひ争点としてほしい。
 突き破るような論陣をはってほしいと思います。

「ここから」ニュースNO.3 
★結成集会参加者の感想
○今日、ここで初めて七生養護の先生方

(原告の皆さん)から、直接03年7月4日(視察の日)の都教委・議員らの言動、事情聴取、厳重注意の時の様子を聞くことができました。想像以上に不当な理不尽な、暴力的な内容でした。
 行政の教育内容への不当介入、管理弾圧がますます強まっている現在、「ここから裁判」を通して、この流れにNO!の意志を表明したいと思い、会員となりました。日々仕事をしながら闘って来られた原告のみなさんは、先を照らす灯です。がんばりましょう。
 斉藤貴男氏の講演は大変勉強になりました。知り得ている以上に深刻な事態でした。「まっとうに生きているからヘラヘラしていられる」・・本当にその通りと思いました。

「ここから」ニュースNO.2 
≪05年8月24日・第1回口頭弁論傍聴記≫
 かつては、都教委後援の研修会でも高く評価されていた七生養護学校の教育実践が、都議会での一部の議員の質問から一転、「不適切な性教育」とののしられ、教員の言い分を聞かず、有無を言わせず教材を持ち去る。そのやり方はまさに戦前の警察政治を思わせるものです。第1回弁論での原告の意見陳述を聞いて、その思いをいっそう強くしました。
 この事件は、七生養護だけに向けられたものではなく、戦後の民主教育を破壊し、憲法・教育基本法を改悪して再び日本を戦争をする国に変えようとする動きと軌を一にするものであることを痛感しました。

「ここから」ニュースNO.1 
★記者会見、提訴集会を行いました!
 5月12日は16時に裁判所のロビーに集合後、一旦裁判所前の歩道に出て、原告団が横断幕を持ち、弁護団・原告団・支援者が揃ってから裁判所に入り直しました。
 そして、16階の受付で東京地方裁判所へ「訴状」「原告目録」「代理人目録」「謝罪目録」などを提出しました。被告は都知事・都教委・3都議・産経新聞社です。
 続いて、裁判所内の記者クラブで、記者会見を行いました。私たちの参加者は40人程でしたが、記者は産経新聞を除いた各社でした。テレビ局もNHKとTBSが取材していて、当日NHKは20:45で、TBSは21:45のニュースで報道しました。
 会見は1時間余りでしたが、弁護団や原告提訴への熱い思いを、記者たちは熱心にメモを取り、質問も多くあっという間に過ぎました。
 次に、提訴集会の様子を紹介します。
弁護士会館の13階「講堂」で行われ、集会参加者は100名ほどでした。
 原告28人中なんと23人が集会に駆けつけ、参加者の前に立って、一人ひとりが原告になる決意をするまでの熱い思いを語ってくださいました。
 この2年間の人事異動で、2003年当時七生養護に在籍していた教師は、4名(?)しか残っていないこと、移動先では「七生から来た」と枕詞として使われ、とても辛い思いをしていることなど語られました。
このような厳しい状況にある中で、組合の違いや組合、未組合員の違いを超えて、七生養護の「心とからだの学習」は子どもたちにとっては不可欠であったとの確信から、28人(内保護者2名)もの人が原告になったということはすごいことだと思います。
 また、原告の一人ひとりから、自分の人生をかけて七生養護の子どもたちに向き合い、大切にしてきた「こころとからだの学習」を取り戻し、子どもたちに再び「こころとからだの学習」を保障することへの熱い思いが伝わり、本当に励まされる集会でした。
 そして、私は原告たちのこの思いを実現するために、原告の思いを広く知らせ、支援の輪を広げなければ、と支援者としての思いを自覚しました。
 どうぞ、全国の各地から、直接原告の熱い思いを聞く場を設定し、要請してください。きっと原告団は快く要請に応えてくださると思います。
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